発電プラントの歴史
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2022/03/01
コラム
今回は発電プラントの歴史について見ていきます。
▼発電プラントの歴史
1891年、発電プラント(発電所)から電力が初めて一般に供給されるようになりました。
これは琵琶湖の水を使った水力発電によるものです。
発電プラントの初期は水力発電が主流でした。
徐々に火力発電プラントの建設数が増加し、1973年のオイルショックの影響もあって原子力発電所の建設も多くなりました。
しかしチェルノブイリ原発事故や福島原発事故により原子力発電の安全性が疑問視されるようになります。
現在は環境に優しい太陽光や風力、バイオマスなど、自然エネルギーの開発が進められています。
▼発電の仕組み
火力、原子力などで発電する際は、熱の力で水を蒸発させ、発生した蒸気の力でタービン(羽根車)を回すことで電気を発生させます。
水力の場合は水が流れる力で、風力発電は風の力でタービンを回します。
太陽光発電は、光を当てると電気が発生する半導体を利用しています。
▼プラントとは?
発電プラントは発電所のことですが、「プラント」という言葉は発電所以外にも使われます。
一般的にプラントとは、複数の設備がある大規模な工場のことを言います。
大規模であっても、単一設備の工場はプラントとは呼びません。
プラントには発電プラントをはじめ化学繊維プラントやごみ焼却プラント、食品プラントなど、さまざまな種類があります。
▼まとめ
近年では効率的に発電できるように発電プラントを電子制御するなど、発電プラントのデジタル化も進んできています。
大阪にある大和田工業株式会社では、火力発電プラントやごみ処理プラントでの据え付けやメンテナンスを行なっています。
20年を超える経験豊富なスタッフが揃っておりますので、ぜひお気軽にご依頼ください。