今回は発電プラントについて見ていきます。
▼発電プラントとは
発電プラントとは、電気を作るための発電所のことを言います。
▼発電プラントの種類
発電プラントには火力、風力、原子力、水力、太陽光、地熱など、さまざまな種類があります。
■火力発電
火力発電では石炭や石油などを燃やして水を熱して蒸気を作り、その蒸気でタービンの羽根を回転させることで電気を起こします。
■風力発電
風の力で風車を回すことで電気を発生させます。
ただし風が弱いときはあまり電気を生み出せないのが難点です。
■原子力発電
ウランが核分裂する際に発生する熱で水を熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回します。
原子力発電は二酸化炭素などが発生しないクリーンなエネルギーと言われていますが、事故で放射能が漏れたりすると人体や自然環境に多大な悪影響を及ぼします。
■水力発電
水が流れる力を使ってタービンを回すことで発電します。
■太陽光発電
太陽電池に太陽光を当てることで電気に変換します。
太陽電池は、シリコン半導体に光が当たることで電気が発生する仕組みを応用して作られています。
■地熱発電
地下に浸透した雨水が地熱で加熱されたものを地上に取り出し、その熱でタービンを回します。
▼日本国内の電力供給量の割合
日本国内で生み出されてる電力の、供給量の割合は次のとおりです。(2019年)
石炭…27.8%
天然ガス…36.0%
石油…2.6%
石油以外の火力…8.7%
原子力…6.5%
水力…7.4%
太陽光…7.4%
風力…0.8%
地熱…0.2%
石炭や天然ガス、石油など、火力発電の割合が多いですね。(全発電量の75.1%)
▼まとめ
太陽光や風力など再生可能エネルギーが広く知られていますが、使われている量はまだまだ少ないですね。
大和田工業株式会社では発電プラントでの設備の据え付けやメンテナンスを行なっております。
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