火力発電所で活躍するボイラー・タービン主任技術者の資格をご紹介
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2021/05/28
コラム
火力発電所は、ボイラー・タービン主任技術者という資格が活躍します。
ボイラー技士はよく聞きますが、ボイラー・タービン主任技術者はあまり聞いたことがないかもしれません。
そこで今回は、火力発電所で役立つ資格であるボイラー・タービン主任技術者についてご紹介します。
▼ボイラー・タービン主任技術者とは
ボイラー・タービン主任技術者は、ボイラーやタービンの運転や監督をおこなうための国家資格です。BT主任技術者と呼ばれることもあります。
主に、発電用ボイラー、蒸気タービン、ガスタービン、燃料電池発電所の工事や監督に役立ちます。
▼ボイラー・タービン主任技術者の資格区分
資格区分は1種と2種があり、それぞれ扱える範囲が異なります。
1種である第1種ボイラー・タービン主任技術者は全ての設備に対応できます。
2種である第2種ボイラー・タービン主任技術者は、圧力5880kPa未満の設備、ガスタービン設備と圧力98kPa未満の燃料電池設備に対応できます。
▼ボイラー・タービン主任技術者の合格率
ボイラー・タービン主任技術者は、試験を受けるわけではなく、申請が通れば取得できるので合格率自体はほぼ100%です。
しかし、申請資格は実務経験などが求められるため難易度は高くなります。
最低でも圧力5880kPa以上の発電設備に3年携わっている必要があります。
▼まとめ
ボイラー・タービン主任技術者は、火力発電所で活躍できる資格です。
申請資格を満たしていれば取得できるので、申請資格がある方は今後の活躍のためにも取得しておいたほうがおすすめですよ。