火力発電の種類とは?
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2021/05/09
コラム
火力発電の種類とは?
火力発電には、いくつかの種類があります。
今回は、火力発電の種類について見ていきましょう。
▼火力発電の種類は主に3つ
火力発電の種類は、大きく分けると3つあります。
■汽力発電
汽力発電とは、火力発電で用いる石炭などの化石燃料を燃やし、ボイラーで水を沸騰させる仕組みです。
沸騰した水は水蒸気となり、この水蒸気がタービンを回すことによって電気を作っています。
タービンには発電機がつながっていますので、タービンが回ると発電機も回り、発電するというわけです。
■ガスタービン発電
ガスタービン発電は、水蒸気ではなく燃焼ガスでタービンを回し、発電します。
燃焼ガスとは、天然ガスや灯油を燃やしたときに出るガスのことです。
水蒸気で回すと汽力発電になるのに対し、ガスでタービンを回すことから、ガスタービン発電と呼ばれています。
■コンバインドリサイクル発電
こちらは、汽力発電とガスタービン発電の両方を組み合わせた、火力発電の中でも新しい種類です。
まずガスでタービンを回し、その際に出る排熱で水を沸騰させて水蒸気を作り、水蒸気でもタービンを回す仕組みになっています。
「コンバインド」は英語で「複数」という意味で、ガスと水蒸気の2つをコンビで使って発電するのが、名前の由来です。
▼まとめ
火力発電によって作られる電気は、一つの種類ではないことがわかりました。
そうなると、それぞれにメンテナンスや技術が求められますね。
弊社には、安全に火力発電を行うために必要な、高度なメンテナンス技術を有する技術者が在籍しています。
火力発電に関することは、お気軽に弊社にお問い合わせください。