プラント建設の流れはどうなっているの?
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2021/04/28
コラム
新しくプラントを建設する場合、流れはどのようになっているのでしょうか。
詳しく解説していきます。
▼プラント建設の流れ
プラント建設の工事が始まる前には、
・現状調査
・経済性の評価
・設計
・機材の調達
などが行われます。
ここでは、それらが終わった後の実際の工事の流れを見ていきましょう。
■1.工程管理
工事が決定次第、まずは工程の確認が行われます。
建物の工事以外に、機器の運搬やクレーンの配置、配管、塗装などプロジェクトの全体を見て工程をチェックしていきます。
納期内に工事を終わらせるためには欠かせない作業です。
■2.工事計画の策定
着工が近くなった段階で、具体的な工事の計画に入ります。
機器をどのように搬入するのか、人員の配置はどうするのかなども含めて、1つ1つの工程の作業計画を立てていくのです。
詳細図面を見ながら安全面の確認も行います。
■3.着工
工事計画を元に工事を進めます。
建物の建設、機器の設置の後には、配管、電気工事、仕上げ塗装などの工程が続きます。
工事には予想外の状況が起こることもあるので、進捗状況を見ながら全体の進行の調整をしていくことが大切です。
■4.完成
プラントの建設が終わり、機械の試運転も問題がなければ完成となります。
ただプラントは建設終了後も定期的なメンテナンスや管理が必要です。
プロジェクトには長期的に関わっていくことになるでしょう。
▼まとめ
プラント建設の流れには、工程管理から完成まで4つあります。
また工事完了後もメンテナンスなどで携わる機会があるのは、プラント建設の特徴と言えるでしょう。