タービンとは?仕組みはどのようになっているの?
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2021/04/09
コラム
普段、私たちの生活に必要なエネルギーを作り出すのに使われているタービン。
その仕組みはどうなっているのでしょうか。
詳しく解説していきます。
▼タービンとは?
タービンとは、流体の流れを利用して回転エネルギーを生み出す装置のことです。
使われる流体には、水や風、蒸気、空気などがあります。
イメージしやすいものとしては、水車や風車といったものが挙げられるでしょう。
昔から水をくみ上げたり、製粉を行うときに使われています。
その他、現在は船や飛行機、発電所にも設置され、人々の暮らしを支えるためには欠かせないものです。
また日本では1920年頃から発電用のタービンが製造されるようになり、必要となる電力の増加とともに大型化へ対応してきたという特徴があります。
▼タービンの仕組みはどうなっているの?
タービンはロータとステータが組み合わされてできています。
ロータとは流体の流れを受けて回転する動翼列であり、ステータとは流体の向きを整える静翼列のことです。
ローターの回転によって流体の流れがエネルギーに変換されます。
室内では流動エネルギーを得ることはできないため、代わりに空気を圧縮してロータに送り動かします。
ちなみにタービンが大きくなるほど、得られるエネルギーも強力です。
▼まとめ
タービンとは流体の持つエネルギーを動力に変える機器です。
仕組み自体は複雑ではありませんが、動かなくなることで乗り物のエンジンが止まってしまったり発電ができなくなるので、日頃のメンテナンスを大切にしていきましょう。