ガスタービンの歴史はいつから始まっているの?
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2021/04/17
コラム
ガスタービンの歴史の始まりは一体いつ頃なのでしょうか。
詳しく解説していきます。
▼ガスタービンのルーツとは?
ガスタービンの始まりは、紀元前100年頃にヘロンが作った回転球だと言われています。
容器に水を入れて温め、発生した蒸気で容器の上に設置した玉を動かし、エネルギーを作り出したのです。
西暦1500年頃にはレオナルド・ダ・ヴィンチが燃焼ガスを使い、煙突の中に設置した羽根車を回して動力を生み出す装置を製作しました。
また、1629年にはジョバンニ・ブランカが蒸気を使って羽根車を回転させ、その動力で穀物をつく穀物製粉機が開発されています。
▼ガスタービンの歴史
ガスタービンのルーツはかなり前になりますが、ガスタービンの特許が世界で初めて取得されたのは1791年です。
イギリスの技術者であるジョン・ハーバーが圧縮機、燃焼室、タービンを用いてエネルギーを作る発明をしました。
この発明の設計は、現在使われているガスタービンとほぼ変わらないものだと言われています。
▼ガスタービンの発展
特許が取得された後、ガスタービンが使用される場所は船舶や航空機、発電所などに広がっていきます。
特に1930年代は流体力学や耐熱材料の研究に力が入れられ、ガスタービンの発展に繋がりました。
日本では1949年に発電用ガスタービンが開発されています。
▼まとめ
ガスタービンの歴史は紀元前100年頃が始まりだと言えるでしょう。
その後様々な開発が行われ、現在では船や飛行機、火力発電など身近なものに使用されるようになっています。